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BYK の PTFE ワックス添加剤

ペルフルオロオクタン酸(PFOA)のアンモニウム塩とナトリウム塩は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの各種フッ素重合体の製造および加工の過程で発生します。2020 年 7 月 4 日以降、EU では PFOA および関連化合物の取り扱いが厳しく制限されるようになりました。

EU では、残留性有機汚染物質に関する規制(EU)2019/1021 の付属書 I に基づき、2020 年 7 月 4 日より PFOA および関連化合物を単品または混合物/品目として製造、販売、使用することが禁止されています。

物質中の PFOA またはそのいずれかの塩の濃度が 25 ppb 未満の場合は、この規制が免除されます。

このため 2020 年 6 月 30 日以降、BYK は PFOA 含有量が 25 ppb を超える PTFE を含むワックス添加剤の生産と販売を停止します。該当する添加剤は、新しい低 PFOA 製品(25 ppb 未満)に置き換えられます。これらの新製品は、元の製品と 1 対 1 で置き換えられます。

PFOA 含有量が 25 ppb を超える PTFE ワックス添加剤
2020 年 6 月 30 日以降は生産および販売を停止

PFOA 含有量が 25 ppb 未満の代替 PTFE ワックス添加剤

AQUACER 1550

AQUACER 1550 R

CERAFLOUR 981

CERAFLOUR 981 R

CERAFLOUR 996

CERAFLOUR 996 R

CERAFLOUR 997

CERAFLOUR 997 R

CERAFLOUR 998

CERAFLOUR 998 R

CERACOL 607

CERACOL 607 R

PFOA 含有量を減らしても、ワックス添加剤の特性に影響はありません。

また、BYK は PFOA 含有量が 25 ppb 未満の PTFE を含むワックス添加剤を提供しています。対象製品は次のとおりです。

PFOA 含有量が 25 ppb 未満の PTFE

PTFE の PFOA 含有量を特定するため、BYK は特別に開発された社内手法を適用して、適切な原材料のみが使用されるようにしています。この手法は 3M が開発し、ヨーロッパの機関で利用できるようにしたもので、非常に低濃度の PFOA も測定できます。

BYK の PFOA フリーの PTFE ワックス添加剤:配合変更なしの代替製品

以下のとおり、強度と表面スリップについて、CERAFLOUR 996 と新製品 CERAFLOUR 996 R に違いはありません。光沢やヘイズなどの外観上の特性も同じです。

試験系:ポリエステル/メラミントップコート

 

BYK は、配合物として完全に PTFE の代替品となる革新的ソリューションの開発も進めています。この目的は、PTFE と同じ耐スクラッチ性と耐摩耗性を別の原材料ベースで実現することです。

BYK のワックス添加剤の詳細については、最寄りの BYK社にお問い合わせいただくか、お問合せ用フォームでご連絡ください。