BYK（添加剤部門）、2024年1月1日よりパーソナルケア添加剤の販売を開始

• 技術開発のスピードと市場投入までの時間短縮
• 顧客との直接的なつながり、グローバル顧客との近接性

スペシャリティケミカル専業であるBYK社のケア事業は、その品揃えを拡充していきます。すでに定評のあるPURABYKブランドで展開しているホームケアおよび業務・工業用洗浄剤向け製品に加え、BYKは、2024年1月より、パーソナルケアおよび美容化粧品向けの添加剤シリーズを上市する予定です。本製品群は、これまで姉妹部門であるECKART社が取り扱っていました。BYKは、パーソナルケア向けに、感覚特性、光沢、安定化、乳化および流動挙動を制御する画期的なソリューションを提供し、自然派化粧品、ヘアケア、シャンプー、フェイスマスク、制汗剤、マニキュアおよびクリームの諸特性を大幅に向上させていきます。

市場投入までの時間と技術革新力

BYKは、技術革新を進めることでパーソナルケア分野で事業を拡大していきます。ホームケア、業務・工業用洗浄剤およびパーソナルケアの製品開発における強力な相乗効果により、市場アクセスの強化を達成したいと考えています。ホームケアとパーソナルケアは、類似した傾向と発展を特長としています。

これによりBYKは、新規開発を直接ターゲットとし、より重要なサプライヤーとして、また顧客の近くにいる開発パートナーとして市場に関与できるようになります。社内のパーソナルケア用ラボは、BYKグループの高度な研究開発ラボのグローバルネットワークに直接アクセスできます。BYKの研究開発力およびグローバルな販売体制と組み合わせることで、技術革新のペースを大幅に加速することができます。

BYKケア事業は、パーソナルケア、ホームケアおよび業務・工業用洗浄剤用のソリューションも提供しています。これらの分野では、BYK添加剤がレオロジーを最適化し、デオドラント剤、クリームなどのスキンケア用途、ヘアケア製品に効果をもたらします。さらに、表面の保護や光沢・ツヤ消しの調整にも寄与します。