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BYK上海の製造拠点拡充が完了

  • 2022年12月28日に竣工オープニングを開催
  • BYKの世界的な生産戦略における大きな一歩

Wesel / 上海, 2023年1月19日 –スペシャリティケミカルでグローバル展開するBYKにとって、上海の統合拠点はBYK Tonglingに続く中国で2番目の生産施設です。 1.16 ヘクタールの面積を擁する第2期プロジェクト (SCIP II)には、2桁台前半百万ユーロを総投資し、年間 4,750 トンの生産能力を持つように設計されています。フェーズ II プロジェクト全体が 2022年3月18日に正式に完了し、7月8日には、自動車および工業用塗料用途の表面調整剤BYKETOL-OKの最初のペールが本生産ラインから出荷されました。

プロジェクトフェーズIIの本格的な開始により、BYKは中国での生産能力を大幅に拡大し、消泡剤、表面調整剤などを含む幅広く完全な製品群をお客様に提供しています。これらの添加剤は、自動車、工業、家具、建築用塗料、印刷インキ、接着剤、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂用ほか多くの用途に使用され、溶剤系、無溶剤系、低極性、高極性などのさまざまな系・システム向けを取り揃えています。

「SCIP II の完了は、当社のグローバルな成長戦略における重要なマイルストーンです。多くのグローバルバリューチェーンは、中国に幅広い基盤を持っています。そして、中国は当社にとって中長期的に確実な成長市場です。」 BYK本社社長Dr. Tammo Boinowitzは述べています。

BYK Additives 上海の生産拡大は、中国における BYK の拡大戦略の始まりにすぎません。近い将来、上海拠点の規模、エネルギーレベル、重要性もさらに高まります。生産性の高度化、グリーンファクトリー、技術革新の最前線として、上海拠点は85%の自動化によるインテリジェントな製造プロセスを確立を進めています。革新的な技術によるシリコン添加剤の製造に重点を置き、20,000トン を超える年間生産能力を達成しお客様により多くの価値を提供いたします。

Press Releases | 2023年1月19日

プレス(報道)コンタクト

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BYKについて

BYKは、スペシャリティケミカルの分野で世界をリードするサプライヤーのひとつです。当社の革新的な添加剤と的確な技術サービスは、製品性能や製造工程を最適化します。BYK添加剤は、少量添加で、耐擦り傷性、表面光沢、機械的強度、流動性、材料特性(例えばUV-と光安定性または難燃性)を向上させ課題解決に優れた効果を発揮します。BYK測定機器は、色、光沢、外観や物性の品質を効果的に評価することができ、品質管理の重要な役割を担っています。 

 

塗料、インキ、プラスチックは、BYK製品の主な適用分野です。その他、接着剤・シーラント、洗浄剤、床コーティング、潤滑油分野、さらに、建設化学や石油ガス、鋳造などの用途にも効果的にお使いいただいています。

 

BYKは、グローバルに活動拠点を持ち、その生産拠点は、ドイツ(Wesel、Kempen、Moosburg、Schkopau、Geretsried)、オランダ(Deventer、Denekamp、Nijverdal)、英国(Widnes)、米国(Wallingford、Chester、Gonzales、Louisville、Earth City、Pompano Beach)、中国(Shanghai、Tongling)にあります。

 

BYKは、ALTANAグループのメンバーで、全世界に2,500名を超える従業員を擁しています。