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CERAFLOUR 1001および CERAFLOUR 1002: サステナビリティ目標達成に貢献

製品開発におけるサステナビリティ(持続可能性)への取り組みは、昨今、経済のほぼすべての分野で課題となっています。製品の直接的な特性と効果に加えて、環境への影響、化学的およびエネルギー消費に関連する問題も重要な点です。
BYKは何年も前にこの傾向を認識し、特に持続可能な添加剤の開発に着手しました。 1つ目は、2011年に上市したバイオベースポリマーであるCERAFLOUR 1000でした。天然または合成ワックスのいずれかを用いて製造される伝統的な添加剤が持つ全ての特性を有していると同時に、>97%の再生可能資源に由来する、完全に生分解性の添加剤です。

BYKはこの成功したアプローチに、さらに同じ資源を利用する2つのバイオポリマー製品化しました。: CERAFLOUR 1001およびCERAFLOUR 1002.
どちらの添加剤も、高い透明性を維持しながら、水系、溶剤系、無溶剤、UVコーティングおよび印刷インキで優れたツヤと表面保護性を付与します。
CERAFLOUR 1001は、最大の透明度を実現するために非常に細かい粒子サイズを持っていますが、CERAFLOUR 1002は最高のマット効率を示し、粒子サイズが大きいため、軽い表面テクスチャーの形成を可能にします。

BYKのこれらの新しい添加剤は、塗料・コーティング分野が抱える環境目標の達成にお役に立ちます。

Press Releases | 2021年10月27日

プレス(報道)コンタクト

Press Release(.pdf)
Image: CERAFLOUR 1000シリーズは再生可能な炭素をベースにしています(.tif)
Image: CERAFLOUR 1001およびCERAFLOUR 1002による高透明性と低ヘイズ(.tif)
BYKについて

BYKは、スペシャリティケミカルの分野で世界をリードするサプライヤーのひとつです。当社の革新的な添加剤と的確な技術サービスは、製品性能や製造工程を最適化します。BYK添加剤は、少量添加で、耐擦り傷性、表面光沢、機械的強度、流動性、材料特性(例えばUV-と光安定性または難燃性)を向上させ課題解決に優れた効果を発揮します。BYK測定機器は、色、光沢、外観や物性の品質を効果的に評価することができ、品質管理の重要な役割を担っています。 

 

塗料、インキ、プラスチックは、BYK製品の主な適用分野です。その他、接着剤・シーラント、洗浄剤、床コーティング、潤滑油分野、さらに、建設化学や石油ガス、鋳造などの用途にも効果的にお使いいただいています。

 

BYKは、グローバルに活動拠点を持ち、ドイツ(Wesel, Kempen, Moosburg, Schkopau)、オランダ (Deventer, Nijverdal)、英国 (Widnes)、米国 (Wallingford, Chester, Gonzales, Louisville, Earth City, Pompano Beach)、中国 (Tongling)に生産拠点を有します。 

 

BYKは、ALTANAグループのメンバーで、全世界に2,300名を超える従業員を擁しています。