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厳しい光条件下での耐久性に優れたポリアミド用途向けの革新的なUV安定剤

  • ポリアミドベースの屋外用途向けの革新的なUV安定化剤配合
  • 製品のライフサイクル全体を通じて、色や光沢の変化を最小限に抑える優れた長期安定性

Wesel, 2025年7月21日 –今年のドイツ・デュッセルドルフで開催されるK 2025において、BYKはポリアミドおよびポリオレフィン複合材料の長期UV安定化のための革新的なソリューションをご紹介いたします。ご提案する新しい添加剤は、ポリアミドベースの材料が長時間の光曝露により物性や表面品質が劣化するため、そのような条件下でもプラスチックの物性と表面品質を長期にわたり維持するように特別に開発されました。物理的性能の劣化に留まらず、色や光沢の変化も生じることが多くあります。

機械的強度、耐熱性、汎用性に優れているため、ポリアミドは自動車産業、建設資材、消費者向け製品、レジャー製品から繊維、テキスタイルに至るまで、多くの分野で欠かせない素材となっています。しかし、紫外線は変色、光沢の低下、材料の劣化を引き起こす可能性があります。

BYK-MAX LS 4128 の自動車フロントバンパーへの適用例(画像出典:Adobe Stock)

BYK-MAX LS 4128 の自動車フロントバンパーへの適用例(画像出典:Adobe Stock)

BYK-MAX LS 4128は、ポリアミドにおける光誘起劣化プロセスを効果的に抑制する高濃度安定化剤の相乗効果を有する添加剤です。これにより、添加剤はラジカル捕捉剤および過酸化物分解剤として機能し、材料の視覚的特性と機械的特性両方を保護します。この新しいBYK製品は、ポリアミドおよびポリオレフィン用に特別に開発された顆粒状の有機UV安定化システムです。特に屋外用途に最適です。

'その他にも利点:高濃度の有効成分により、キャリア樹脂の使用量を最小限に抑え、お客様の全体的なコストを削減します。BYK独自の技術により、BYK-MAX LS 4128は流動性に優れた、取り扱いやすい製品です。


「K 2025」(2025年10月8日から15日までドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大のプラスチック見本市)において、BYK-MAX LS 4128およびその他の高性能プラスチック添加剤について詳しくご説明いたします。ホール5、ブースE17のBYKブースへぜひお越しください。

www.byk.com/K2025

BYKについて

BYKは、スペシャリティケミカルの世界的なリーディングサプライヤーです。 当社の革新的な添加剤と差別化されたソリューションは、製品と材料の特性、および製造工程を最適化します。 とりわけ、BYK添加剤は、耐スリキズ性と表面光沢、材料の機械的強度または流動挙動、およびUVおよび光の安定性や難燃性などの特性を向上させます。

BYKは、プラスチック業界のお客様を支援するための広範な製品ポートフォリオを取り揃えています。プラスチック加工業者、コンパウンダー、フォーミュレーター、OEMメーカーに、高度な複合材料、PVCプラスチゾル、および幅広い熱可塑性材料の加工用に、高性能添加剤の豊富なラインナップを活用していただいています。これには、自動車業界向けの軽量材料、風力発電機用の強化プラスチック、ファサード、スタジアムの座席、屋外家具、温室など屋外用途向けの耐候性プラスチックなどが含まれます。さらに、BYKの添加剤は、例えばPVC床材の快適性を向上させたり、難燃性、耐摩耗性、臭気低減を実現することで、より快適な製品を製造するのをサポートします。世界最大級のアプリケーションラボネットワーク、技術サービス、顧客重視の取り組みが、BYKの市場ニーズとトレンドに対する深い洞察の基盤を形作っています。    

BYKは、グローバルに活動拠点を持ち、その生産拠点は、ドイツ(Wesel, Kempen, Schkopau, Moosburg, Geretsried)、オランダ(Deventer、 Denekamp、Nijverdal)、英国(Widnes)、米国(Wallingford, Chester, Columbia, Earth City, Gonzales, Louisville, Pittsford)、中国(Shanghai、Tongling)にあります。  全世界で2,600名を超える従業員を擁し、ALTANAグループのメンバーです。

このプレスリリースは、byk.com/press でもご覧いただけます。

Press Releases | 2025年7月21日

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