Wesel, 2025年8月28日 –BYKは新会社「BYK do Brasil」を設立し、Carlos Roberto C. Duarte Coelho氏を社長(Managing Director)に任命いたしました。これは、南米市場が世界的な状況においてますます重要性を増していることを示す明確な意思表示です。
これにより、サンパウロに本社を置く新会社は、マーケティング、販売、技術サービスにおける現地業務を引き継ぎ、ブラジルおよび周辺地域のお客様との直接窓口として活動します。これらの施策は明確な戦略的注力を示しており、特に塗料・コーティング、プラスチック用途、化粧品分野における同地域の経済動向が成長の主要な推進力として捉え、重点的に取り組んでまいります。さらに、こうした動きは市場開発の強化、迅速な対応、そして現地レベルでの顧客やパートナーとのより緊密な連携の基盤を築くものです。
「BYKは、BYK do Brasilを設立しCarlos Coelho氏を責任者に任命することで、南米における当社の意欲を明確に示しております。同地域の発展は着実な上昇傾向にあり、さらなる成長の可能性と、お客様とのより一層の密接な関係構築の機会をもたらします。Carlos Coelho氏は、ここ数年の成功した取り組みを基盤とし、新たな展開を推進する上で、非常に素晴らしい環境を得ることになります」と、BYKのマーケティング&コマーシャル統括責任者取締役であるDr. Stefan Mößmerは述べています。

Carlos Roberto C. Duarte Coelho, new Managing Director of BYK do Brasil, and Dr. Stefan Mößmer, Managing Director Marketing & Commercial at BYK
2025年9月23日から25日にかけて、BYK社は「ABRAFATI SHOW」のブースB01にて、塗料・コーティング業界向けの最新添加剤開発技術を紹介いたします。この機会に、現地の添加剤エキスパートと直接ご意見交換いただき、最新システムの性能と持続可能性を向上させるBYK社の革新的ソリューションについて、さらに詳しく知っていただく機会となります。
BYKは、スペシャリティケミカルの分野で世界をリードするサプライヤーのひとつです。当社の革新的な添加剤と的確な技術サービスは、製品性能や製造工程を最適化します。BYK添加剤は、少量添加で、耐擦り傷性、表面光沢、機械的強度、流動性、材料特性(例えばUV-と光安定性または難燃性)を向上させ課題解決に優れた効果を発揮します。BYK測定機器は、色、光沢、外観や物性の品質を効果的に評価することができ、品質管理の重要な役割を担っています。
塗料、インキ、プラスチックは、BYK製品の主な適用分野です。その他、接着剤・シーラント、洗浄剤、床コーティング、潤滑油分野、さらに、建設化学や石油ガス、鋳造などの用途にも効果的にお使いいただいています。
BYKは、グローバルに活動拠点を持ち、その生産拠点は、ドイツ(Wesel、Kempen、Schkopau、Moosburg、Geretsried)、オランダ(Deventer、Denekamp、Nijverdal)、英国(Widnes)、米国(Wallingford、Chester、Columbia、Earth City、Gonzales、Louisville、Pittsford)、中国(Shanghai、Tongling)にあります。
BYKは、ALTANAグループのメンバーで、全世界に2,500名を超える従業員を擁しています。