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新しい BYK-MAX シリーズ:コンパウンダー/コンバーター向けの高性能プラスチック添加剤

プラスチックなしの日常生活は考えられなくなっている中、材料において添加剤が果たす役割はますます大きくなっています。添加剤は、プラスチックの品質や機能性を確保することができます。

当社の添加剤 BYK-MAX を使用すれば、製造時の効率が大幅に高まり、スループットが改善されるため、プラスチックの加工がさらに容易になります。この新しい製品グループには、PE、PP、PET、ポリアミド用の加工助剤だけでなく、PE/PP ベースの熱可塑性プラスチックコンパウンド用およびマスターバッチ用の加工助剤が含まれています。BYK-MAX 機能性添加剤によって、材料特性が最適化され、熱可塑性プラスチックの価値を高めることができます。実現できる機能はくもり止め、擦り傷防止、難燃性、UV 安定性、核生成、乾燥性など多岐にわたります。また電気/電子製品に使用されるナイロンベースポリマーの熱安定性を向上させる製品もあります。

まず、クレイ技術ベースの 2 種類の添加剤をご紹介します。

BYK-MAX CT 4260

ハロゲンフリーの難燃性熱可塑性プラスチック用の難燃助剤として使用され、熱可塑性プラスチックコンパウンドの物理的特性/遮断性を向上させるフィロ珪酸塩鉱物です。

BYK-MAX CT 4260 はハロゲンフリーの難燃性熱可塑性プラスチックコンパウンドに最適です。添加することで難燃性が向上し、液滴挙動やクラスト形成についても改善が見られるためです。このため、フィラーの成分(水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウムなど)を減らすことができます。
このため加工特性と物理特性が向上し、全体重量を削減できます。BYK-MAX CT 4260 を使用すると、酸素、水蒸気、炭化水素の遮断性が向上します。ポリアミド(PA)などの熱可塑性プラスチック、ポリラクチド(PLA)などのバイオプラスチックでは、溶融粘度が上がるため、異形押出中の寸法安定性が向上します。

BYK-MAX CT 4270

熱可塑性プラスチックコンパウンドを非常に効率的に強化できる、有機改質フィロケイ酸塩ベースの添加剤です。

BYK-MAX CT 4270 を TPO やポリオレフィン複合材料に添加すると、総ミネラル含有量と最終濃度を下げ、表面の外観や型流れ、寸法安定性、耐スクラッチ性を高めることができます。しっかりと強化することで、たとえば TPO ベースの自動車部品や従来のミネラル/ガラス充填複合材料などの引張強度といった物理的特性が大幅に向上します。