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熱可塑性樹脂-ポリマーの使用用途の広がり

熱可塑性材料はその汎用性から世界的に需要が高く、幅広い市場で利用されています。用途は自動車産業から電気・電子産業の部品、フィルムや包材から建設産業や白物家電まで、幅広い範囲に渡っています。

 

熱可塑性プラスチックス

これらすべての用途において、当社の幅広い製品群は素材の品質や性能を高め、製造工程の効率を最適化し、バリューチェーンの様々な過程で貢献しています。当社のポートフォリオには、単一あるいは複数の組成物からなる添加剤ブレンド品の”ワンパック”顆粒があります。ワンパック顆粒品は革新的なスキン-コア押出技術もしくはコンパクティング技術で製造されており、添加剤の取扱いを簡易にするとともに、添加剤濃度の向上に寄与します。

当社の製品は、ポリオレフィンやエンジニアリングプラスチックを含む広範囲のプラスチックス材料に適しています。加工助剤、新規カップリング剤および改質剤であるBYKやSCONAに加え、BYK-MAXやPOLYAD製品は熱可塑性プラスチックスの用途で主要な役割を果たしています。それらの大部分が当該目的に合わせて設計されています。

機能性添加剤は多くの物性を達成するために使われ、自動車産業や電気・電子産業における今日の最先端の熱可塑性プラスチックス用途に欠かせないものとなっています。これら物性には、耐候性、耐熱性、難燃性、結晶化や乾燥性も含まれます。さらに、防曇性、耐擦り傷性や帯電防止性の効果を付与する添加剤もあります。

お客様に最善のサポートをするため、当社の組織は一般工業用途と輸送産業用途に分かれています。これらの組織は、当社の最終用途の専門家チームが一つの用途にそのノウハウと専門知識を集中し、直接的あるいは間接的なお客様と共同してプロジェクトを遂行することを可能とします。当社の研究所は、お客様の製造条件を再現して添加剤の評価をすすめ、この共同作業に貢献します。当社はテープキャスティング、射出成形、単軸、2軸押出機を含め、多くの評価設備を所有しています。

当社の加工助剤は吐出量や生産効率を改善します。このことは、着色剤やフィラーの分散だけでなく、粘度や悪臭、VOCの低減にも影響を与えます。これら添加剤は外観を損ねることなく、完成部品の機械的物性も改善します。

当社の最新のイノベーションが示すように、この組織は革新的ソリューションを提供し、いち早く効果的に新しい市場を捉えるお手伝いをします。

産業用途には、電線被覆材及び温室用や包材のフィルムが含まれます。

輸送用途は自動車の内装・外装部品に加えて、エンジンルーム内の用途で構成されています。

熱可塑性プラスチックス 産業用途:広範な産業への価値提供

当社の世界的な熱可塑性プラスチックス産業のチームは広範囲の産業に携わり、種々の性能改善ソリューションを提供します。用途としては、電線、フィルム、食品包材、白物家電、構造部品など多くの用途が挙げられます。その多様性にもかかわらず、当社の添加剤は、取扱いが安全、粉塵フリー、計量が容易、安定した高品質という共通した特徴を持っています。

熱可塑性プラスチックス 産業用途

難燃性

難燃性は、当社の機能性添加剤の重要な適用分野です。BYK-MAX FR製品は広範囲の難燃剤を取り揃え、BYK-MAX CT添加剤は難燃助剤としてご利用頂けます。また、ポリオレフィンやポリアミド製品でUL94規格 V0レベルに達するための高効率ハロゲンフリー難燃剤も含まれます。

フィルム・繊維に使用されるPE製品に対して、 BYK-MAX FR 4144 添加剤は、UV安定性などの他の特性と難燃性を併せ持ち、最終製品により長い寿命をもたらします。

電線被覆材の配合にて最も過酷な防火基準を満たすために、分散が容易な難燃助剤を提供し、コンパウンド樹脂にさらなる利益をもたらします。粘土系添加剤は材料の機械的物性、特に引張強度と破断伸びを向上させます。

紫外線安定化

PEベースのプラスチックフィルムが短時間で脆くなるのを防ぐため、フィルム製造メーカーでは紫外線安定剤が使われています。しかし、これらの添加剤は粉塵が生じたり粘着質で取扱いが複雑です。BYK-MAX LSマスターバッチはこれら粉体に代わり非常に優れた生産効率を提供し、プラスチックフィルム、繊維およびその他の押出品の寿命を延長します。これらの製品はその優れた供給性、粉塵フリーの顆粒もしくはペレット形状であることにより、正確かつ確実に添加されます。さらに重要な点は、均一で再現性の高い生産工程の一助であることです。当社はBYK-MAX LS 4122 のような食品用途に適した製品も提供しています。

結晶核の形成

透明材料を製造するために、BYK-MAX NU製品はPE及びPPの結晶核形成能と透明性を付与します。BYK-MAX NU 4230など一部の添加剤はEU,U.S及び日本の食品規制に適合しており、食品接触用途に適しています。当製品はフィルム押出、熱成形、射出成形およびブロー成型工程に適用でき、結晶化速度と球晶の数を増加させます。その結果、成形・押出生産効率を向上させ、剛性及び荷重たわみ温度を向上させます。収縮が制御されて反りが少なくなり、製品品質を向上させます。

熱安定剤

世界中のほとんどすべての自動車ブランドは当社の熱安定剤に依存しています。当該添加剤は酸化反応を最低限にとどめ、熱エージングに関連した厳しい要求を満足するのに役立っています。PA6コンパウンドでは150℃で2,000時間、そしてGF-PPAコンパウンドでは180℃で5,000時間まで安定性を保ちます。

加工助剤

当社の幅広い種類の加工助剤は、製造工程のみならず製品自体も改良します。

BYK-MAX ポートフォリオの中の製品は、最終製品の機械的物性に影響を与えることなく、溶融樹脂と加工装置の内面の金属表面との摩擦を低減するのに役立ちます。

押出工程及び固体マスターバッチにおいて、BYK-PおよびBYK-MAX P添加剤は顔料やフィラーへの優れた濡れを促し、凝集を抑え、低い溶融粘度を与えます。これにより粒子の分散性が向上し、フィルター圧力値(FPV)が低減され、吐出量が増加します。懸念される最終製品の機械的品質も向上します。

熱可塑性プラスチックス 輸送関連用途:自動車用途への付加価値

我々の世界的な熱可塑性プラスチックス輸送関連用途のチームは自動車用途の信頼できるパートナーです。我々の添加剤は熱成形や射出成形された外装部品、内装部品、エンジンルーム内(Under the Hood)用途(PA6,PA66)、電子部品の絶縁、および車体下における音の制御パネルに使われています。カップリング剤、加工助剤、耐熱・耐UV安定剤、高機能無機フィラー、そして繊維のサイジング用のエマルジョンなど、広範囲で多種多様なソリューションを提供します。

熱可塑性プラスチックス 輸送関連用途

カップリング剤

繊維強化された熱可塑性樹脂コンパウンドは軽量化材料として需要が増大しており、自動車産業において構造部品や内装部品に使われています。当社の革新的で高性能なSCONA カップリング剤は炭素繊維、ガラス繊維または天然繊維で強化されたPPコンパウンドの機械的強度を向上させ、特に弾性率、引張強度及び荷重たわみ温度を向上させます。 SCONA製品は結合している無水マレイン酸量が多いことにより、繊維と効果的に結合し、添加量を低減することが出来ます。最終的には、きわめて経済的な配合につながります。

高性能の強化用鉱物

充填剤は低比重のPPコンパウンドの剛性を向上するのに必要とされます。当社の革新的な粘土関連技術に基づいて、当社独自の機能性充填剤は標準的なタルク製品の代替材料となりえます。添加量を少なくすることができるため製品重量を低減し、複合的な鉱物はコンパウンド製品の表面特性も改善します。その結果、擦り傷がより見えにくくなり、それほど深くなりません。

熱安定剤

世界中のほとんどすべての自動車ブランドは当社の熱安定剤に依存しています。当該添加剤は酸化反応を最低限にとどめ、熱エージングに関連した厳しい要求を満足するのに役立っています。PA6コンパウンドでは150℃で2,000時間、そしてGF-PPAコンパウンドでは180℃で5,000時間まで安定性を保ちます。

ワンパックソリューション

熱安定剤と組み合わせることにより、当社のカップリング剤は熱可塑性樹脂部品の機械的物性を向上させます。世界中の自動車産業のきわめて厳しい規制に適合するために、当社のBYK-MAX HSワンパック特注顆粒製品をお勧めします。当該製品は衝撃強度ならびに耐熱・耐UV安定性を向上させるだけでなく、熱老化を遅らせます。